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「回復力 ~失敗からの復活~」

というタイトルのとおり、
人は誰でも失敗するという前提から、
失敗したときはどのように対処すればよいのか、
失敗することを前提とした計画の必要性など主張されています。

前提としては、
何らかの失敗が原因で
人が死んだりするようなことをなくしていこうという立場です。
そのために、第一章では「人は誰でもうつになる」というタイトルで
自身の鬱体験を踏まえつつ、
失敗→鬱状態にいたるパターンを分析し、
第二章で「失敗で自分が潰れないために大切なこと」を解説主張しています。

ちなみに、
鬱な自分的には、
1、2章には大まかには同意です。
ただ、失敗→鬱状態に至るという過程が
この本では必要十分条件のように書かれている気がしますが、
人が鬱になる過程は
なんらかの「失敗」というような原因がある場合だけではない気がします。
そのあたりで、
鬱に対する掘り下げがちょっと気になりました。
まぁ、これは一般の人には気にならないことな気がしますが。

その後は、
失敗に対する対処法、
失敗をする前の備えの大切さ等々が書かれています。

これらの主張に対しても、
大まかに同意です。

ただ、だんだんと、話が個人の話から
会社の話や社会全体の話へ推移していっており、
自分個人では対処できない理想論へと
話が大きくなっていってしまっている気がしました。
(良い意味でも悪い意味でも)

結局、言っていることを要約すると、
・失敗で自分を追い込みすぎない
・周囲の人間は失敗した人を追い込まない
ということですよね。

「失敗で自分を追い込みすぎない」という点については、
自分の心構えで何とかなりますが、
「周囲の人間は失敗した人を追い込まない」という点については
自分がこの本を読んだだけではどうにもならないと思います。

そのような意味で、
自分のようなペーペー鬱サラリーマンだけでなく、
会社ならもっと上の管理職の人、
社会なら誰か偉い人に読んでもらう必要があるのではないかと思いました。

まぁ、そのために
畑村先生はいろいろな活動をされているのだろうと納得しましたが。
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